アップル後継者育成が課題 クックCEO、総会で増配見通し表明 – SankeiBiz



 米電子機器大手アップルの年次株主総会が13日、カリフォルニア州クパチーノにある同社の新ホール「スティーブ・ジョブズ・シアター」で開かれ、クック最高経営責任者(CEO)は、増配を見込んでいると述べるとともに、後継者育成が優先課題だと強調した。

 株主は今年、アップルが多額の海外留保資金を米国に還流させる一環として特別配当を受け取るのかとの質問に対し、クックCEOは「特別配当はあまり好きではないが、取締役会は年間配当の増額に引き続き熱心に取り組んでいる」と回答。「取締役らが例年通り4月にこの問題を議論する」と語った。

 同CEOは後継者育成計画についてこれまでで最も明確に言及し、CEOの重要な役割の一つが新リーダーにしっかりと「バトンを引き継ぐ」ことだと語った。アップル取締役会は近年の会合で毎回、全ての主要幹部職について後継者育成計画を議題にしていると付け加えた。

 クックCEOは、モバイル決済業界に関する質問に、「アップル・ペイには計り知れない未来が広がっている」と述べた上で、モバイル決済の普及は自身の予想よりも遅いとコメント。ただ、日本や中国、ロシアではここ1年で急速に受け入れられたと語った。(ブルームバーグ Mark Gurman)



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