重いサイトはブロック、格安SIMへの負担をPrivoxyで軽減(格安SIMをOSSで快適にするワザ)



 スマートフォンやモバイルルーターの通信料金を格段に節約できる「格安SIM」。通信速度やデータ容量に応じて料金が決まるので、通信容量をいかに減らせるかが費用の削減と体感速度向上のカギを握ります。通信量を切り詰めるLinuxサーバーと組み合わせて、格安SIMの使い勝手をパワーアップさせましょう。

 格安SIMの通信料を減らすには、自分にとって優先度の低い情報をなるべくダウンロードさせない仕組みが有効です。Linuxで動作するプロキシーサーバー「Privoxy」で、不要なデータをフィルタリングするLinuxサーバーを構築してみましょう。

 「Privoxy」は、Webコンテンツのフィルタリングに特化したプロキシーサーバーです。Webページを表示する際の読み出し要求から、あらかじめ用意したブロックリストに合致するものを排除してくれます(図1)。ブロックリストはインターネットのコミュニティーが保守しているリストを基に半自動で作成できます。

図1●「Privoxy」でWebページのデータを軽減。ブロックリストに基づいてスクリプトを削除する。

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Privoxyをインストール

 PrivoxyはUbuntuであればパッケージとして簡単にインストールできます。Ubuntuをインストールしていない場合は公式サイトからダウンロードして導入しておきます。

 Privoxyをインストールするには、コマンドを入力する「端末」を起動して次のように入力します。

$ sudo apt update
$ sudo apt install privoxy

 標準のポート番号は「8118」です。このPrivoxyをインストールしたPCのホスト名またはIPアドレスとポート番号をプロキシーサーバーとして設定します。

ブロックリストを拡張

 ただし標準のブロックリストは最低限の内容です。別途作成することで、通信量の削減効果が上がります。



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