NB-IoTで消費電力大幅改善、中国のバイクシェア事業でファーウェイなど … – 日経テクノロジーオンライン



 移動通信の標準化団体3GPP (Third Generation Partnership Project)は、2017年5月19日、同団体ワーキンググループ(WG)の中国・浙江省、杭州西湖周辺をめぐるNB-IoT(Narrow Band IoT)搭載自転車ツアーの様子を自身のニュースサイトに掲載した(3GPPのニュースリリース)。NB-IoTはLTEをIoT用途向けに拡張した仕様。今回のWGを主催する中国Huawei社による企画で、 中国で自動車シェアリングサービスを手掛けるofo(共享単車)社の移動通信ネットワークとNB-IoT対応機材を使用している。

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 管理の仕組みは、自転車についているQRコードをスマートフォンでスキャンしてロックを解除。NB-IoT モジュールはサーバーに解除通知後、スリープ状態になる。再び自転車をロックすると、NB-IoT モジュールが経路情報をサーバーに登録。設定次第で、走行中の定期的な現在位置報告なども可能となる。

  現在ofoはGPRSモジュールを使っているが、このNB-IoT モジュールを組み込むことで、バッテリーはそのままで電力消費量を著しく改善することができるという。

 中国における自転車シェアリング事業に関して、同じく2017年5月19日、スウェーデンEricsson社も、China Mobile(中国移動)、中国Mobike(摩拜単車)社との連携を発表(3GPPのニュースリリース)。全世界レベルでの自転車シェアリングビジネスの開発を進めるとしている。

 既に昨年末、上海にて実際のIoTネットワーク上でのトライアルを完了。今後、北京、広州、深センなどでも試験運用を行い、より高度なサービス提供や新たなビジネスモデルの構築、市場開拓を行っていくとしている。



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