GoogleのAlphaGo、囲碁の世界チャンピオンに対し(半目差で)勝利 – TechCrunch Japan




GoogleのAlphaGoが、こんどは世界チャンピオンの柯潔を破る成果を達成した。全3戦の予定で、木曜日および土曜日にも対局が組まれているが、まずは第一局に勝利したのだ。勝負は半目勝負(非常な僅差)となったが、AlphaGoが目指すのは「勝利」であり、大差をつけることや、あるいは中押し勝ち(相手のギブアップ勝ち)を目指すようにはなっていない。この勝負がAlphaGoにとって、どの程度に難しいものであったのかは、半目差という結果からうかがい知ることはできない。

柯潔は、最近では比較的珍しい手(三々)からスタートし、かつAlphaGoが打った手に対して、即座に形を決める手(AlphaGoの星に三々入り)を打って対局を開始した。しかし、AlphaGoを意識したこの作戦も、奏功することはなかった。柯潔の手に対してAlphaGoは斬新で予想外の手で応じてきたのだが、専門家たちはAlphaGoが地合(囲碁でのポイントのこと)よりもそれぞれの石を最大限に働かせるための手を打ったと評している。

柯潔は対局後、AlphaGoの能力に驚きかつ感心したと述べた。AlphaGoの着手に対して「人間同士の対局では見たことのない手」とも述べていた。ちなみに対局は5月27日まで開催されているAlphaGo/AIカンファレンスの一環として行われたものだ。

先にも述べた通り、AlphaGo対柯潔の対局はあと2局を残している。その他にもAlphaGoが人間の棋士とペアを組み、べつの人間とAlphaGoのペアと対局するイベントも用意されている。

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(翻訳:Maeda, H



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