PCの買い替え時はいつ? 「ITの引っ越し」前に知りたい最新PCとOS事情



 こんにちは、日本HPでPCの製品企画を担当している白木智幸です。この連載では、PCの周辺機器やPCパーツ、サポートの秘密、そして次世代のPCなどを広く紹介してきました。今回は、PCの買い替えに着目したいと思います。

 皆さんは、今使っているPCを何年ほどで買い替えしますか? 4年から5年は同じものを利用するという方が多いのではないでしょうか。場合によっては10年近くお使いになるという方もいらっしゃるかもしれません。

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 PCの能力も日々向上しているので、買い替え周期が長くなるのは自然なことです。ただ、ディスプレイが進化(720p→フルHD→4K)するように、コンテンツの進化も早く、年を追うごとに要求される処理性能も高くなっていきます。数年で「買い替えどきかな?」と思うことも少なくありません。

 PCの法定耐用年数が4年となっていることも一因でしょう。PCを購入した代金を事業経費として計上を完了するには4年かかりますので、満額の経費計上を行う場合は、4年間利用した後に買い替えるというのが最も効率的であると考えられます。

 スマートフォンに至っては、2年周期で新しいものに買い替える方が多いのではないでしょうか。2年間で機種の負担金や途中解約金が無くなり、そのタイミングで次の機種に買い替えたほうがオトクなキャンペーンが展開されていることも一因と考えられます。

 このように、モノの買い替えは、コスト的に分かりやすい「何かのきっかけ」が作用していることが多いように感じます。しかし、いわば受動的に買い替えている事例に反して、能動的にPCを毎年買い替えるという方がいます。

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 その理由として私が聞いた例では、「モノ書きとして仕事で使っているから」だそうです。万が一、故障して仕事が止まってしまっても、「PCが壊れたから」という言い訳はできません。故障する可能性が高くなる前に新しいPCに買い替え、現在使っているPCは壊れてもいないのに修理に出すそうです。

 さすがにここまで徹底されている方は珍しいとは思いますが、仕事と考えればその道具のコンディションにも気を使い、先手の投資を行うことによってリスクをコントロールしているともいえます。

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 PCに限らず、洋服でも靴でもそうですが、新しいものを身にまとうことはワクワクとした気持ちさせてくれます。「新しいもの」にはパワーがあり、自身のモチベーションにプラスの影響を与えてくれるものかもしれません。

 しかし、同じビジネスの世界でもこれとはまったく異なる価値観が存在することもあります。

ITのお引越しはチャンス?

 企業向けPCの出荷では、Windows 10という最新のOS(オペレーティングシステム)を選ばずに、あえて古いWindows 7をインストールしたPCを選ぶ場合が圧倒的に多いという逆転現象が起きています。なぜこのような事が起きるのでしょうか?




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