メインフレーム使い続ける住友生命、独自ブラウザーでセキュリティ強化(ニュース解説)



 住友生命保険が2018年春の全面稼働に向けて、社内の情報系システム基盤「あいキューブ基盤」の更改を進めている。2016年春にプロジェクトを開始し、2017年1月までに設計を完了。4月半ばから詳細な検証作業を進めている。2018年4月に新基盤へと移行する予定である。

住友生命保険が構築中の「あいキューブ基盤」の「セキュアブラウザー」で表示する画面例

(出所:住友生命保険)

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 あいキューブ基盤は全国の77支社にある社員用の端末(PC)や、Webアプリケーション・サーバー、認証サーバー、運用監視ツール、統合ストレージと、これらを結ぶネットワークで構成される。

 保険契約などを管理する4台のメインフレーム上にある基幹系システムは既存のものを維持しつつ、社内の利用者向け環境の部分だけを最新のものに更改。使い勝手を向上させるのがポイントだ。

 従来比で導入・運用コストを15%程度削減できる見通しである。システム構築はNECが担当する。

 住友生命情報システム部上席部長代理の壷井聡氏は「従来の基盤は機能面では今でもほぼ充足しているが、技術面で古くなりつつある」と説明する。前回更改した2011年から6年が経過。機器やソフトウエアの保守期限切れが迫っていた。



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