安さ重視なら、自分のSIMフリースマホに現地SIM(海外スマホ術)



 渡航先での通信・通話コストをとにかく安くあげたければ、現地でプリペイドSIMを調達するとよい。この方法を使うには、SIMロックがかかっていないスマートフォン(SIMフリースマートフォン)が必要だ。

 現地SIMの料金や入手の容易さは、国・地域によってまちまちである。本特集でこのあと紹介する台湾とシンガポール、あるいは香港などは、プリペイドSIMを安く購入でき、入手も容易だ。例えば香港では、5日間で1.5GBのデータ通信と、無制限の公衆無線LANと現地宛て通話ができて88香港ドル(約1230円)という訪問者向けSIMが、空港のコンビニエンスストアであっさり購入できる。街中の携帯電話事業者のショップでも、2日間、500MBで38香港ドル(約532円)といったSIMを簡単に入手できる。

旅行者向けに販売しているプリペイドSIM(香港)。最近は日本の空港でも訪日外国人向けに同様のSIMを販売しているので、イメージはつかめるかもしれない

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日本人向けサポートはないと考えておく

 サポートの内容やレベルは様々だが、日本人向けではないと考えておくべきだろう。SIMの開通後に届く通知やサービス案内などのSMSメッセージが、英語や現地語で書いてあるのは序の口。データ容量の追加方法が日本では見られないものだったりすることもある。SIMのセットや入れ替え、利用前設定まで代わりにしてくれるショップがある一方で、SIMカードが入ったパッケージを渡して終わりというショップもある。

SIM開通時に届くメッセージの例

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 いくら安くても、短期間の滞在なのにSIMの入手に長時間かかったり、購入のためにさほど本数がない列車やバスを見送ったりするようでは時間がもったいない。こうした事態を避けるため、日本で現地のSIMを購入してしまうというのも一つの方法である。例えば、Amazonで中国本土で使えるSIMを探すと、中国本土と香港で7日間、2GBを使えるSIMが1700~1800円台で販売されている。現地より割高になるかもしれないが、無事に使い始められればSIMの入手時間を削減できる。



中国本土および香港で使えるとしてAmazonで販売していたSIMカード。チャイナユニコムのもの。無事、現地で使えた

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