ANAがパートナー企業を公開選抜、「マイル即現金化」が優勝(ニュース)



 ネット企業の経営者向けの交流イベント「Infinity Ventures Summit 2017 Fall Kanazawa(IVS 2017 Fall Kanazawa)」が2017年12月12日に開幕した(12月13日まで)。同イベントは年2回開催で、今回は「IVS Connect」と呼ぶ企画を初開催した。大企業とスタートアップ企業のマッチングを目的とした企画で、大企業が提示したテーマに合致した製品やソリューションを持つスタートアップ企業の中から、最も優れたものを選抜する。

写真 ANA賞に選ばれたCansellの表彰の様子

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 今回は全日本空輸(ANA)が大企業側の共創パートナーとして参加し、ANAマイレージクラブを進化させる提案を募集。予備審査を勝ち抜いたスタートアップ企業がピッチ(短時間の売り込み)を行った。

 ピッチを行ったスタートアップ企業はZ-Works、Cansell、ココノミ、フーモアの4社。「熱意・ビジョン」「斬新さ」「事業計画の実現性」「共感性」「収益性」「社会性」を評価ポイントとした。最優秀賞であるANA賞に選ばれたのはCansellだった(写真)。宿泊不能となった予約案件を売買するサービスを手がける同社からの提案は、「マイルを即現金化するサービス」である。「通常は、最低でも5種類のポイント交換サービスを経由し、日数では116日かかる」(同社)というマイル現金化を即時に実行するというものだ。審査員として参加した、ANA子会社のANA X代表取締役社長の稲田剛氏は「勇気ある提案だが、本気で取り組んでいきたい」と語った。

 今回の企画をIVS主催者と共同立案したトランスコスモスによるトランスコスモス賞は、フーモアが受賞した。同社の提案はキャラクターの活用によって顧客とANAとのコミュニケーションを活性化するものだ。

 このほかZ-Worksは「遠隔地に住む高齢の親を対象とした介護支援サービスとマイル獲得の連携」、ココノミは「味覚情報を活用した機内食評価と旅行先のレストラン提案サービス」を提案した。



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