小谷村、IoTで健康情報共有 民間と実験 – 日本経済新聞



 小谷村はKDDIなどと連携し、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」を利用した健康管理の実証実験を始める。参加する65人の村民の健康状態などのデータを村役場と医療・福祉施設で共有し、在宅医療や介護の質を高める。役場の職員を呼び出せる押しボタン式の端末や発信機能付きの血圧計も配布して、村民が安心して暮らせる仕組みづくりにつなげる。

ボタンを押すと村役場の職員から直接電話がくる

 システムの名称は「生活支援情報連携システム」。民間からはKDDIのほか、日立製作所京セラ傘下のKCCSモバイルエンジニアリング、オムロンヘルスケアなどが参画する。実験期間は1月下旬から3月下旬まで。

 実験では、まず村民の健康関連のデータを一元管理するシステムを稼働させる。その上で希望者に端末を配り、様々な情報を収集・分析する。

 例えばボタン装置をつかった「よろず相談システム」。病院のナースコールのように、ボタンを押すと役場の担当者から直接電話が来て、身の回りの相談ができる。システムと連動した血圧計なども配布する。

 実験では仏企業が開発したIoT用の通信規格「Sigfox」を使う。長野県内での利用は初めてという。



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